前回の記事では、わたしが1人っ子にしようと決めるに至った理由についてお話しました。まだお読みでない方は、こちらから読んでみてください。
今日は、「まだ何人か生みたいなぁ」と思うようになったわたしの心境をお話したいと思います!
長女2歳、少しずつ生活にも余裕が出てくる
生まれたときから元気いっぱいで、寝ないことで親を困らせていた長女。
気が付けば1歳を過ぎ、夜は一度も起きることがなく朝を迎えられる日がほとんどになっていました。
またこの頃は、新しく勤めた職場でも半年が過ぎ、日々の仕事や育児のリズムがやっと整ってきた頃でもあります。
まだまだ小さい存在ではあるけれど、赤ちゃんのときのような危うさや何をするにも手をかけなければ!みたいな時期は過ぎ去っていました。
会話もできるようになって、わたしの中で育児の大変さよりも可愛さが勝つようになっていました。
この頃はちょうどマイホームに向けて動き出してたこともあり、子ども部屋を何部屋にするか?や家具の大きさ(ダイニングテーブルやソファなど)を考えるときに、
自然ともう1人、2人子どもがいたら…と考えている自分に気が付きました。
喉元を過ぎれば熱さを忘れるように、つわりも出産のつらさも、産後のつらさも赤ちゃんを育てる大変さも気が付けば記憶は薄れていました。
パパと今後何人子どもが欲しいか?について話し合った
パパとはもともと「子どもは複数人持ちたい」と、長女が生まれる前から話していました。
うちのパパは自分が1人っ子。「兄弟がいたら楽しそうだなぁ」という自分の経験からも、子どもは2人か3人持ちたいと考えていました。
が、長女出産後、わたしは「絶対に1人っ子にする!」と宣言していたので、強くは希望を言わないでいてくれていました。
なぜなら、妊娠するのも産むのもわたししかできないから。そして、わたしがつらいと感じることはやらなくて良い、そういう気遣いのできる人なのです…!(ドヤ)
しかし、長女が大きくなるにつれて、わたしも自然と2人目が欲しいなと思うようになります。
長女が2歳になるタイミングで「2人目をどうするか?」についてパパと話し合い、妊活を始めることにしました。
そして、2人目が生まれたあとにまた気持ちが変わるかもしれないけれど、「3人いても楽しそうだね」と軽く3人目についても話していました。
まずは、2人目妊活を始めて、そのあとのことはまた考えよう!くらいの気持ちを夫婦で確認し合いました。
子どもの人数は夫婦の考え方を合わせておかなければ、後々困ったことになる場合もあります。
なぜなら生んでしまったらもう後戻りはできないし、きちんと話し合わずに「生まない」選択をすれば、「やっぱりあの時もう1人生みたかったな…」と後悔する可能性があるからです。
家族の方向性を家族員全員で合わせておくことは、子どもを持つこと以外にも家族生活を円満に進めていくためにマストだと思います。
みんなが納得できる方向に、決着がつくまで何度も話し合うことが大切です。
次女を妊娠!妊娠期間は相変わらずつらい
めでたく次女を妊娠し、喜んだのもつかの間…またつわりが始まりました。
最初は何となく毎日ある倦怠感と喉元の違和感。喉の違和感は長女のときにはなかったので初めての経験でした!常に喉に何かいる感覚というか…地味につらかったです。
そして、吐きづわり。やっぱり、吐く毎日。。
「あぁ、そうだ。つわりって、こんな感じだった。これがつらくて、1人っ子にしようって決めたんだった」
と、つわりが始まってから、当時の気持ちを思い出すのでした。
このとき、人間ってうまくできているなと思ったのは
つわりのつらさも、出産の痛みも、時が過ぎればどんなつらさだったか忘れてしまうこと(え、わたしだけじゃないよね?!)。
逆に、ここが忘れられないとなかなか2人目、3人目…と踏み切れないような気がします。
そして、1人目の時と違うのは当たり前ですが「子どもが1人いる」ということ!
何もせず寝ていても、吐き続けていてもなんとか生活を回すことができた1人目のときとは違い、面倒を見なければ食事も入浴も1人でままならない存在がいることは、とっても大変でした。
「世の中のママたちって、やっぱりすごい」とその偉大さを改めて感じました。。
パパや実母、義母の協力もあり何とかつわりを乗り越え、妊娠後期に入ることができました。
出産時、長女をどうするかについて考える
次女を妊娠中は新型コロナウイルスで、世の中が「緊急事態宣言」などで混乱している頃でした。
そのため、産休中は基本自宅保育にしてほしいと保育園からお願いが…
住んでいる市に確認すると、「妊娠・出産でも保育園の利用は認められているため、保育園側から自宅保育で、とお願いされても自宅保育を強要する理由にはなりません」と言ってもらえたこともあり、
保育園と相談の上、週に2日ほど自宅保育にすることで落ち着きました。
妊娠後期、しかも産休に入るほどお腹が大きくなってから元気いっぱい2歳児を急に自宅保育にするのは難しい、本当に!
そして長女は慣らし保育も大変だったので、生活のリズムを急に変えてしまうとまた保育園に行けなくなってしまうのではないか、との懸念もありました。(大変だった慣らし保育の記事はこちら)
咳や鼻水の症状があるときは保育園を休ませる、ということになり一安心しました。。
自宅保育の日も作ると決めたけど、日中に陣痛がきた場合、「保育園をお休みして、自宅保育しているときに陣痛がきたらどうしよう…」と疑問に思いました。
そこで、保育園に確認。
陣痛がきて入院することになった場合は、「そのまま保育園に連れてきてもらえれば預かります」と言ってもらえました。
このときに思ったことは、わからないことや希望があれば遠慮せず保育園に確認してみた方が良い、ということ。
毎日自宅保育をお願いされた時、陣痛がきたら長女の預け先に困っていた時、相談してこちらの希望を伝えれば保育園は必ず対応してくれました。
もちろん、対応が難しい場合もあると思いますが、こちらの希望を伝えてみるというのは大切なことだと思います。こちらの希望は、言わなければ相手にはうまく伝わらないことがほとんどです。
そして夜間に陣痛がきたときは、実家に預けてパパと2人で病院に行くということになりました。
2人目が生まれる前に不安だったこと
夫婦で話し合って持つことを決めた2人目でしたが、わたしの中には大きな不安が2つありました。
1つは、2人育児に自分がうまく対応していけるかどうか。
子どもは時々こちらが驚くような行動を取り、予定を狂わせます。
わたしはこの、「予定を謎の行動で狂わされること」が非常にストレスで、「それが2人になったら自分はうまく適応していけるのだろうか…」と不安がありました。
子どもが3人になって思うことは、親も成長するということ。
「まあ、いっか!」と思える範囲が、長女を産んだあとよりも格段に増えています。
子どもたちの行動も想像できるようになったし、予想外のことが起きてもすぐに「よし、こっちにしよう」と考えられるときも増えました(考えられないときももちろんありますが…)。
2つめの不安は、長女と同じくらい次女をかわいいと思えるのかということ。
赤ちゃんのときこそ「長女をかわいいと思えない」と悩んでいましたが、このときは驚くほど長女がかわいくて仕方ありませんでした。
今でこそ「杞憂だったな」と思うのですが、このときは本当に次女をかわいいと思えるかが不安でした。
が、産まれてきた次女は破壊的なかわいさでわたしを魅了し、長女が赤ちゃんのときよりもずっと「かわいいなぁ」と思いながら育児ができました!
そしてさらに3人目はもう孫的なかわいさ。上2人対してキレそうになったとき、三女が無邪気なかわいさでわたしたち夫婦を癒してくれています。。いつまでも赤ちゃんでいてほしい…(笑)
3人目を持つことの決め手となったのは?
次女が産まれて、早2年半がすぎ、「さて、3人目はどうしようか?」とパパと再度話し合いました。
その結果、やっぱり「3人目の妊活を始めよう」という結論に。
それはなぜなのか?
答えは、結婚当初に持っていた「子どもは3人くらいほしい」というお互いの希望をやっぱり叶えたいね、という思いからです!
1番心配だった教育費のことを考えても、お互いが健康管理に気を付けて働き続ければ何とかなりそう。そして3人目の児童手当が拡充されたり、大学の無償化が始まったこともあり、その心配をより少なくなりました。
3人目が産まれて育児の手が足りなくなることに関しては、パパが半年間の育休を取ることや、復帰後は会社のいろいろな制度を使って、在宅勤務やフレックス制の勤務体制を取ることで何とかなる。
わたしのつわり期間は、パパはもちろん実母や義母にも手伝ってもらって何とか乗り越えられる。
気が付けば、わたしは「産めない理由」より「どうやったら産めるかな?」と考えていたのです。
その気持ちに気が付いてからはパパととんとん拍子の話は進み、三女を妊娠・出産までたどり着くことが出来ました。
ある種、「産みたい!」と思っている自分に気づいてからは勢いもあったと思います。
パパと「3人目が欲しい」という意見がもともと一致していたのも大きかったですね。
3人目を持つ決め手となったのは、「自分が3人目が欲しい。産みたい」と思っている気持ちに気が付き、パパも同じ気持ちであったことが大きかったです!
そして、三女が産まれた今。本当にかわいくて、「産んでよかった」と心から思っています。それは家族全員同じです。ひとつも後悔はないです!!
勢いは必要!でもそれだけじゃダメ
3人目を持つことに勢いがあったことは否めない我が家ですが、もちろんそれだけではダメ。
先立つものやある程度の計画がなければ、子どもは育てていけません。
教育費や習い事の費用については、別の記事にも記載した通りパパと詳細な計画を立てました。そのうえで、「うん、3人いても大丈夫!」との結論に至りました。
興味がある方は、我が家の教育費や習い事についての記事を読んでみてください。
5人家族になり、我が家は幸せ
前回、今回と2回にわたって我が家が3人目を持とうと思った理由についてお話してきました。
結果、今とっても幸せです!
三女がいなかった頃の生活に戻ることは考えられません!(^^)!☆☆☆
6年前、長女を産んだあとに「もう妊娠出産は懲り懲り!」と思っていた自分が今のわたしを見たら、すごく驚くと思います。
もちろん、妊娠・出産は大変だし、産んだ後育てていくことも毎日トライアンドエラー。自分の忍耐力のなさや感情の起伏の激しさにがっかりするし、大変さの中に少しだけある子どもたちからのご褒美のおかげで、毎日何とか頑張れている現状です。
でも、自信をもって言えるのは「「今が今までの人生で1番幸せ」」とうこと。
2人目、3人目を持つことを悩んでいる人が、この記事を読んで家族で良い方向に向かって進んでいけますように☺☺
最後までお読みいただき、ありがとうございました(*’▽’)
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