前回の記事では、大型商業施設で泣いている長女を見るわたしを助けてくれた女性について書きました。前回の記事をまだ読んでいない方は、こちらからご覧ください。
今日は、
- 大型商業施設で泣き叫ぶ長女に「うるせーな💢」と言ってきたおじさんの話
- 長女が赤ちゃんの頃、電車で無言で席を譲ってくれた高校生の話
をお話ししたいと思います。
事件は長女が1歳半のとき
時は遡って、長女は1歳半。1人で歩けるようになって、近所のお散歩や公園に遊びに行ったりと活動範囲も広がっている頃でした。
近くのショッピングモールへ買い物へ行こうと、歩いて親子3人楽しく出発!
遊び場でも遊んで、あとは帰りに施設内のパン屋さんで翌日の朝食を買って帰るところでした。
それまでいい流れできていたのに、眠くなったのか疲れたのか、急に不機嫌爆発になる長女。
「とにかく早くパンは買わなきゃな…」と思って、わたしがパン屋の外で長女と待機、パパにパンを買ってきてもらうことにしました。
日曜の昼時ということもあって、商業施設内は混み合っていて「ここで大泣きさせたら超迷惑かも💧」という気持ちからなんとか娘を必死にあやしていました。
が、パン屋の前で盛大に転ぶ長女。。。起こしてみると、口の中を少し切っていて血が出ています。痛かったのでしょう、もちろん大泣きです…
「しまった〜〜😨」と思いましたが、時すでに遅し。
疲れも眠気もピークの中、トドメを刺してしまい、どうにもこうにもならないくらいギャン泣きし始めてしまったのでした。
「パパ早く買い終わって〜😭」という気持ちの中、暴れ狂う娘をなんとか抱いてあやしていると、横に人影が…
見た目70歳代ほどの男性がすぅ〜っと寄ってきて、わたしの横に立ちました。明らかに、長女を見つめています。
「やばい、うるさいかな💧」と思いますが、泣き止ませたい落ち着かせたい親の思いとは裏腹に長女はどんどんヒートアップ。1歳半、本気で暴れられると抱っこしてるだけで一苦労…
そして隣から、
「チッ💢うるっせーな💢チッ💢」
複数回の舌打ちと、容赦ない言葉が飛んできたのでした…
ママ歴7年目の今なら、笑って「すみません😁」と言って立ち去るくらいできるかもしれませんが、当時はとにかく精一杯。ペコリと頭を下げるくらいしかできませんでした。
そのあとも何か独り言のようにおじいさんは呟いていたと思いますが、わたしの耳には全く入らず。。
「あぁ怒らせてしまった。でもわたしにもどうしようもないよ、こうなっちゃったら。。」と思い、涙が出そうでした(豆腐メンタル)。
子育てしやすいかは、親の見方や考え方も関係あり
突然ですが、わたしは日本から出たことは一度もありません。海外旅行に憧れているうちに結婚し、出産してママになって、時をずっと逃しています。
海外へ行った人の話や、海外で暮らしたことがある人のエッセイなどを読むと、「日本で子育てはしづらい」というようなことが書いてあることが多いです。
それは、なぜなのか?わたしは、「親の心に『人に迷惑をかけてはいけない』と言う考えが染み付いているから」ではないかなと思います。
小さい頃から、人に迷惑をかけちゃいけない、自分のことは自分でしなければと言われて育ってきました。それはわたしだけじゃないはず。
日本の風土として、そういう考えが根付いているのだと思います。
また今度、非常に高い熱量で書きたい記事があって…「人に迷惑をかけてはいけない」という意識が、職場内での「子持ちvs子なし」という構図を作っているのではないかとわたしは考えています。そのお話はまた今度にします!が、ワーママにも専業主婦の人にも独身の人にも、子育てが落ち着いた人にもぜひ読んでいただきたいです。
話は戻ります。言いたいことは、子どもは1人の人格を持った親とは別の人間であって、たとえ親であってもコントロールすることは不可能、ということです。子どもがいるいないに関係なく、これはみなさんにわかってほしいことです!
社会のルールなんて知らないし、今自分の世界を生きている子どもたちは、いろいろ経験して失敗して大きくなっていきます。
その過程で、周りの人が「迷惑だな」と感じる行動をしてしまうことは、仕方がありません。ある程度は温かく見守ってほしい。
そして、命に関わるような、大怪我につながるようなことなら注意してほしいし、親にもちゃんと伝えてほしいなとわたしは思っています。
親が一人で頑張ろうと思うと、最近起きた事件と同様の赤ちゃんを殺してしまう事件や妊娠を誰にも相談できず赤ちゃんを遺棄してしまう事件につながりかねません。リンクは、わたしが書いた関連記事です。興味がある方は読んでみてください。
自分の経験からも、泣いている子を見ると「げんきだな〜!」「パパもママも大変だ。。頑張れ!」としか思わないし、案外温かく見守っている視線を向けている人って多い!地域差があることなのかもしれないけど、わたしが住む地域は肯定的な人が多いです。
そして、そういう視線を向けている人たちは困っているママやパパがいたら、助けたいなと思っています。
子育て中のママやパパには、意外と温かい目で見守っている通行人も多いということをぜひ知っておいてほしいです!
もちろん嫌なことを言ってくる人は一定数います。それもまた、考え方の違いなので仕方ないし、争う時間ももったいない。わたしはパパに愚痴ったらもう考えない、忘れるようにしています。笑
人を変えるより、自分の見方や考え方を変える方が何倍も早いし簡単です。
無言で電車で席を譲ってくれた高校生
子育てをしていて、周りの方から助けられたことはきゃらくるカートの事件の時以外もあります。
時は、長女が赤ちゃんの頃。基本車移動の我が家ですがどうしても電車で出かけなければならず、抱っこ紐をつけて、初めて2人で乗っていました。
ちょうど学生さんの帰宅時間とかぶってしまい、車内は混雑。吊り革につかまって立っていました。娘もご機嫌で、キョロキョロと車内を見回していました。
時折電車が揺れたりして、買い物袋などで大荷物のわたしはヨロヨロ。その時、だれかに急に吊り革につかまっていない左手を掴まれました。
「え、やばい!不審者かも!!」と思い引っ張っている人を見ると、なんと男子高校生。高校生にしては派手な見た目で、スマホをいじりながらわたしの手を引いて進んでいく。。。
あまりに突然の出来事に、頭が追いつかないわたし。
すると、空いたひと席を指さして「どーぞ」とぶっきらぼうに言ってくれたんです。
「え」しか出ないわたし。(もうちょいなんか言えよ!)
「もう降りるんで。座ってください」と言われて、やっと状況が理解できました。自分の席を、赤ちゃんを抱いてヨロヨロしていたわたしに譲ってくれたのでした。
そして、わたしが座ってすぐに電車は駅に到着。男子高校生はスタスタ降りて行ってしまい、お礼を言ったけど届いたかどうか。。。
当時はびっくりしてしまったけど、今思うと本当にありがたい気遣いでした。困っている人に、すぐパッと手を差し伸べることの大切さを、年下の高校生に教えられました。
あの時、すぐにハッキリお礼を伝えられなくてごめんなさい!本当にありがとうね😊と伝えたいです!
世の中にはいろんな考えの人がいる。でも意外と味方も多い
もう、見出しの通り。
いろんな人がいる。でも、意外と味方も多いと7年子育てをしていて感じています。
イヤイヤ期のママやパパ、大変ですよね。毎日お疲れ様です!スーパーなどで泣き叫んでひっくり返る系の子を育てていると、本当に本当に本当に大変ですよね。。そういう系の子じゃなくても、大変なことってたくさんありますよね。。
でも案外、味方になってくれる人って多いです!
そして、子育ては大人の手があるほど楽になることも多いです。あまり気負いすぎず、甘えられる時は周りに甘えて手抜きしていきましょう😊✨
そして、子育てについて、よかったらthreadで気軽にお話しましょう♪お待ちしています!
最後までお読みいただき!ありがとうございました(*’▽’)
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