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福岡市「唐揚げが一つ」の給食について、小学生を持つママとして考えたこと

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ママのひとりごと
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今年4月に福岡市で実際に出された「おかずが唐揚げ一つ」の給食について、SNSでさまざまな意見が飛び交っていますね。

今日はこのニュースを見て、小学生の子どもを持つママとして、わたしが考えたことをお話したいと思います。

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栄養的には問題はない

国の「学校給食接種基準」では小学生(8〜9歳)の給食一食当たり650キロカロリーと定められており、当該給食は620キロカロリー。

福岡市の基準は600キロカロリーのため、基準は満たしているとのこと。

画像からはわかりにくいのですが、みそ汁は野菜4種類、わかめ、厚揚げを使用していて、具沢山で副菜の代わりになるボリュームだそうです。

また、唐揚げも見た目よりは大きく食べ応えがあり、栄養的にも問題はなく人気のメニューなんだとか。

栄養的に問題はなく、子どもたちも満足しているとのことであれば、大きな問題はないのかな?という印象ですが、先述の通りSNSで様々な意見が飛び交っている現状です。

なぜいろいろな意見が飛び交うのか?

なぜこんなにも様々な意見が飛び交っているのか?

わたし自身が子どもの頃は、ご飯(主食)、主菜(メインのおかず)、副菜、汁物に果物やデザートという日がほとんどでした。

そのため、親目線では副菜やデザートがないことで品数が少なくボリュームが足りないように見えてしまっているのが一因かなと思います。

また、唐揚げは一つ60グラム程度と、普通の30グラム程度のものが2つ分の大きさらしいのですが、お皿の大きさと比べると小さく見え、物足りないのでは?という印象があることも否めません(お皿はパスタやカレーを盛るもので、大きめサイズを使っているそうです)。

それから、味噌汁の具沢山も写真からはわかりづらいというのも理由の1つかなと思います。

こういった要因で、SNSでは「寂しすぎる」「貧相な給食でかわいそう」という意見が上がっていると思われます。

小学生ママまりまの考察

たしかに、わたしも給食の見た目の印象としては「少し寂しいかな」と感じました。

福岡市教育委員会の給食運営課のお話の内容を見ると、極端に少ない量ではないのかな、栄養的に問題がないなく子どもたちが満足できているならいいけれど…と今は考えています。

学校給食にはいろんな意義がありますが、その中でも1番は適切な栄養の摂取により、健康の保持増進を図ることと思います。

そういった面では、市の基準となる摂取カロリーをクリアしていれば問題ないのかもしれません。ただ親心としては、やっぱりもう一品くらいあったらいいな…と思ってしまいます。

その理由の一つは、給食で家でなかなか出ないようなメニューや食材と出会ってほしいなという食育の観点から

もちろん家でもいろんなメニューを食べさせてあげたい!とは思っています。思ってはいます!なかなかできないことも多いですが…

学校給食で初めて出会った好きな食べ物を教えてもらう、というのも面白いなと思います。

そして、「これは好きじゃないな」「この食材は食べたことがなかったけど、とてもおいしい!」など、子どもが気づくきっかけにもなるかな、という思いもあります。

二つ目は、給食なら「主食、主菜、副菜、汁物が当然あるだろう」というわたしの思い込みが原因であると気が付きました。

別に栄養の基準がクリアできていて、野菜もたくさん使われており、子どもたちがお腹いっぱい食べられているなら副菜がなくても、主菜が少なく見えても問題はないはず。(もちろん栄養の基準に達しない、唐揚げ一個ではお腹いっぱいにならないという意見が多数であれば問題ではありますが。。)

「こうあるべき」「こうあらなければならない」という思い込みは、多ければ多いほど自分の思考や行動を縛るものになります。

その思いがプラスに働いていれば問題はないのですが、他人に多くを求めるようになったり、他人に自分の考え方や価値観を押し付けたりするようになると問題です。

わたしはなるべく凝り固まった呪縛から離れて暮らしたい!と思っているので、今回の一件は自分を顧みる良い機会になりました。

そして、気になったことはSNSの意見だけではなく、その実際について自分できちんと調べてみることの大切さも実感。

当事者ではない第三者の意見ばかりでなく、現場での実際の声、食べている子どもたち本人の声を探すことが、事実を正しく理解するためには必要だと思いました。

来年から給食費無償化が始まるけれど…

2026年度から、全国的に給食費の無償化が始まります。

子を持つ親としては大変喜ばしいことではありますが、そのための財源の確保や現場との調整はちゃんと行われているのかな…?と少し心配になります。

もし、どこかに無理が生じるのなら、子どもたちがお腹いっぱい食べられない、安全が守られないということであれば、きちんと給食費を支払うから、子どもたちに不利益なことがないようにしてほしい!というのが正直な気持ちです。

物価高や、最近ではお米の価格も高値(少しずつ下がってきている報道はありますが、実感としては高止まりのまま)が続いています。その中での給食費無償化…。大丈夫なのかな、と心配が募ります。

子どもたちが大好きな給食。もちろん我が家の子どもたちも、保育園や学校の給食をとても楽しみにしています。栄養バランスがよく、お腹いっぱい食べられる安全なものであってほしいと願うばかりです。

以上が、今回の給食の件についてのわたしの見解です!みなさんはどう感じましたか??

最後までお読みいただき、ありがとうございました(*’▽’)!

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