下の子が産まれるときに、パパやママが少なからず頭を悩ませることのひとつに、上の子の「赤ちゃん返り」がありますよね。
わたしも次女が産まれる前、三女が産まれる前はとても心配でした。
今日は、下の子が産まれた時の上の子たちの赤ちゃん返りについて、我が家の体験談をお話したいと思います。
上の子優先って、案外難しい…!
次女が産まれたのは、長女が3歳になる少し前でした。
当時、わたしは2人目が産まれたあとの上の子の赤ちゃん返りについて検索しまくっていて、いろんな人の体験談を読み漁っていました。
そして、そのどれもに書いてあったアドバイスは
「上の子を優先すること」。
下の子は泣かせておいてもいいから、とにかく上の子を満たしてあげることが大切だと、どの体験者の方もそう締めくくっていました。
「なるほど、下の子は泣かせておいて、上の子の欲求を満たしてあげればいいのね、オッケーオッケー👌」
と、わかった気になっていたわたし。
実際に次女が産まれてみると、まじで、カオス。笑
「下の子は泣かせたままでいい」…これ、結構ハードルが高い!
頭ではわかっていても、泣いていたらソワソワしてしまうし、遊んでいても「急いで遊んじゃおう!早くやっちゃおう!」と長女を急かしてしまう。。。
長女に目立って困った「赤ちゃん返り」はなかったものの、たまに起こす癇癪にわたしは疲弊していました。
どうしたものか…と思っていた矢先、子育てママなら一度は目にしたことがあろう「てぃ先生」のXを見つけ、なんとなく読み進めていました。
その中で紹介されたいたのは「上の子だけに構う時間を作る」ことと、「下の子のお世話をやろうと誘ってみる」こと。
それまでの、「上の子を優先する」という曖昧な表現ではなく、具体的な行動の例があげられていて、「そっか、泣かせて放置しておくんじゃなくて、こうやって優先してあげたらいいんだ」と腑に落ちました。
実際にやってみた結果
その日からわたしがやったことは、次女を泣かせて放置しておくのではなくて、泣いていたら「一緒に抱っこしに行かない?」と誘ってみる。
次女が機嫌良く遊んでいる時や寝ている時に、長女と2人だけで遊んだりおやつを食べたりする。
そうやって自分が意識することで、次女が産まれてから「パパがいい」と言っていた長女が、また産まれる前と同じように「ママ大好き!」と言ってくれるようになり、困っていた癇癪も少し減ったような気がしました。
もちろん長女が癇癪を起こす時はあったし、物を投げたり引き出しを無駄に開け閉めしたり、困った行動で親の気を引こうとすることもゼロではありませんでした。
が、その頻度は格段に少なくなったと感じました。
三女が産まれた今の上2人の様子
三女が産まれて早いものでもう4か月。長女も次女も三女がかわいくて仕方ないようで、奪い合うようにお世話をしています。
心配していた次女の赤ちゃん返りは、目立って困る行動はありません。三女のことはすごく可愛がっているし、攻撃的なこともありません。たまに、疲れからなのか爆発していることはありますが😅
長女は小学校に入って、新しい環境になったこともあり感情が爆発していることは多々あります。
赤ちゃん返りというよりは、新生活の疲労からなのかな💧
三女のことは本当に可愛がっていて、抱っこしたりミルクをあげたり、おぼつかない手つきで一生懸命お世話に励んでいます。
なぜいま赤ちゃん返りがないのか?
三女が産まれて上2人の赤ちゃん返りがないのは、わたしは「パパが育休を取って家にいること」が非常に大きいと考えています。
パパがいるから、小学校や保育園が終わった後に外遊びに連れて行ける。
「◯◯やりたい!」と上2人が言った時に、授乳していたとしても「パパとやるか!」と言って、子どもたちに我慢させることが少なくて済む。
ただ小1長女と3歳次女ではやりたいことが違うことが多々(長女はゲーム、次女は外遊び!とか…)。
順番を決めて、なるべくどちらの希望も叶えられるようにしていますが、うまくいかないこともしばしば…そこは少しずつお互いに譲り合う、我慢を覚える、と成長に繋げたいと思っています…。
話が少しそれましたが、大人の手が多いことで子どもたちに必要以上に我慢させなくて良いことは確かです。
そして、大人の手が多いと、ママやパパの気持ちに余裕が生まれる。
そうすると、少し広い心で子どもたちに接することができるし、優しい気持ちになれる。この気持ちの余裕が、子育てにプラスに働くことは間違いないとわたしは考えています!
親の感情を、子どもたちは敏感に感じとります。
子どもたちにはなるべく温かい楽しい空気を感じてほしいとわたしたち夫婦は考えているので、なるべくお互いの心の余裕を意識して過ごすようにしています。
三女が産まれてから意識していること
三女が産まれてから、わたしたち夫婦が意識していることには次のようなことがあります。
長女、次女それぞれと秘密の時間を作る
習い事のちょっとした2人の時間、長女が小学校に行って、次女と過ごす時間、小学校から帰ってきて、長女と過ごす時間…
少しの時間でいいので、それぞれと2人だけで特別な時間を過ごす。
その時間は、2人とも本当にいい笑顔で楽しそうにいろんな話をしてくれます😊(なかなか秘密にできず、お互いに嬉しさが漏れ出てしまい、結局バレてますが…💧笑)
「◯◯やりたい!」と言われたらなるべく一緒にやる
これはパパが意識してくれているなぁーと感じています。
わたしだったら「面倒だな…」と断りたくなることでも、パパは「いいよ!やろう!」と快諾する。
子どもたちは本当に嬉しそうで、少し付き合ってあげるだけでいいんだなぁ、面倒くさがらずにわたしも付き合おうと、見ていていつも思います!
三女のお世話をしたいと言われたら、一緒にやる
ミルクをあげたい、オムツを変えたい、抱っこしたい、遊びたい。
上の子たちが三女のお世話で「やりたい!」と言うことがあれば、可能な範囲で一緒にやります。
そして「あなたが小さい頃はさ〜」と思い出話をしてあげると、本当に嬉しそう。
こんなに大きくなったんだねーありがとう☺と、わたしの気持ちに余裕があればハグまでしています。余裕があれば、です。笑
お世話を頑張っているからか、2人にとって三女はただただ可愛い存在になっている様子。
「自分が面倒をみなきゃ!」と思ってくれているようです♪
上2人にも「かわいい!」「大好き!」を伝えることを忘れない
三女はいるだけで癒しの存在で、気づいたら「かわいい」と口に出しているし、気づいたら何回もキスしてしまいます(え、わたしだけじゃないよね?!)💋
その分、上の子たちに「かわいい」「大好き」は意識して口に出すようにしています。
長女が三女を見て「三女ちゃんはかわいいね」と言っていたら、「そうだね。でも長女もかわいいよー!」と言う。
次女が「三女かわいい」と言っていたら、「ね!でもあなたもかわいいし、ママはあなたも大好きだよー!」という風に、意識的に伝えています。
子どもへの愛が、「言わなくても伝わっている」というのはわたしは違うと思います。
もちろん大きくなってからなら、「あれも愛だったんだな」と気づくことはあるでしょう。
でも子どものうちは、やっぱりわかりやすく言葉で示してもらわないとわからないと思うのです。
ウザイ!と思われるくらいに、子どもたちに伝えていきたいと思います!
最後に
以上が、わたしが思う我が家の子どもたちに赤ちゃん返りがない理由と、意識して行っていることです。
これを意識しているからと言って、子どもたちの不満感や我慢がすべて解消されているとは思いませんが、なるべくみんなで仲良く過ごせるように、これからも意識していきたいと思います!
子どもが3人いれば、我慢がまったくない、不公平感がゼロというのは自分の経験からもありえないと思うし(わたし自身も三姉妹です)、そういう我慢を経験できるのも姉妹がいるメリットだと思います。
その我慢や、小さいうちに感じた不公平感が、子どもたちの今後の人生に良い作用をもたらすように、親としては関わっていきたいと強く思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました(*’▽’)
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